お子さまの大切な歯を守るために

 
虫歯治療は大人でもいやなもの、こわいものです。小さな子供たちにとって、それはどれほどこわいことでしょうか。
「痛くなったら治す」という考え方は、もはや時代遅れです。「痛くならないように予防する。」そういう時代です。

●どうやったら予防できるの?

1,仕上げ磨き
小さい子供さんだけに任せないで、ちゃんと親の目で確認してあげることは大切なことです。
歯の間がつまっている子供さんには、糸ようじ(フロス)も有効です。ただし、力を入れすぎないでください。

2,シーラント(予防填塞)
虫歯になりやすい歯の溝をあらかじめお薬で埋めてしまいます。大人の歯に生え変わるまで乳歯を守ります。

3,フッ素塗布
フッ素は歯にとりこまれて歯の質を強くします。また、初期虫歯を修復する力もあります。
毎日家庭で塗っていただくジェルタイプのものと、年に3回程度、歯科医院での少し濃度の高いフッ素塗布との併用が効果的だとの研究結果が出ています。

●いつぐらい(何歳ぐらい)から歯科医院に行けばいい?

2歳6ヶ月ぐらいでおおよそ乳歯列が完成します。その少し前、2歳前くらいから歯が上下合わせて16本ぐらいになったら、2,シーラントはできると思います。
2歳6ヶ月を過ぎる頃から、虫歯がみられるようになる子供さんが多いです。それ以前に健診を受けて予防処置の説明を受けておかれるとよいのではないでしょうか。
 

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